当サイトについて
当サイトの目的
▲当サイトの目的は、日本経済の諸問題の解決指針として 経済成長によらない新しい視点 を提案し、資本主義経済の 福音 となることです。
この視点は、経済運営に正しく取り入れれば、 日本から、ひいては世界から、 貧困に起因する悲劇を激減させるくらいの威力を 秘めるものだと確信しています。
※ 当サイトで行う説明の大部分は日本経済を舞台にしていますが、 どの国にも適用できる内容です。 ただ、発展途上の経済よりも、 成熟経済にとって不可欠 な内容だと考えています。
当サイトの概要
▲当サイトは、現代の日本経済における諸問題の原因について考えるにあたり、 それぞれの個人や法人が持つある数値を国全体で集計した合計値 に着目します。
その合計値は、国際的な取引以外の要素では、 基本的に変化しない と考えられるものです。
ついでに言うと、それは国際的な取引で 変化させようとするべきものでもないため、 値が大きく変化しないことを前提に経済運営を行うのが望ましいと考えています。
どんな変数であれ、国全体の合計値が変化しないというのは、 非常に強い制約 です。 バブル崩壊後の日本経済および経済政策がうまくいっていない最大の理由は、 その制約を考慮に入れていないから と言っても 過言ではないと思います。
現代の日本では、貧困問題が表面化してきたことからも分かるように、 明らかに富の分配がうまくいっていません。 当サイトでは、上記の制約を手がかりとして、 現代の日本経済における富の分配の現状を解き明かし、改善策を示します。
早くその概要を知りたいと思ってくださる方は、説明用文書(PDF・簡略版)をご参照ください。
おことわり
▲当サイトの管理人は、経済の専門家ではありません。 大学教養課程で講義されるレベルのマクロ経済学を ひと通り学んだ程度と自己診断しています。 その程度の者が、経済に関する新しい視点を発信するのは、 本来なら分不相応だと思うところです。
しかし一方で、管理人が 従来の経済学にどっぷり浸かっていなかったからこそ、 この発想は出てきた のではないかとも思います。 当サイトで紹介する視点は、おそらく従来の経済学には存在しない、 存在していても全く重要視されていないものです。 そのため、従来の経済学に慣れ親しんだ人ほど、 盲点になりやすかったのかもしれないと思うわけです。
当サイトの主張の中には、管理人の思い込みや不勉強により、 妥当性を欠く部分もあるかもしれません。 しかし、その可能性を念頭に置きつつも、 従来の経済学やこれまでなされてきた経済論争のほぼ全てが、 不可欠な視点を欠いていたことは絶対だと思っています。 当サイトの主張が全て正しいわけではないとしても、 その視点を世に知らしめることは必要であり、 有用であると考えています。
ですので、当サイト閲覧の際は、一連の説明が正確かどうかに神経をとがらせるよりも、 ご自身の思考に使える材料を探すつもり でご覧いただければ幸いです。 その中で、「目から鱗」の感覚を何度も味わっていただけるのではないかと思います。
当サイトの閲覧者として想定する方
▲当サイトの内容は、従来の経済学とは比べ物にならないくらい易しい です。 難しい経済学を学びつつ、日本経済や世界経済を正常化する方法を求めて 長年悩み続けてきた人からすれば、 「どうしてこんなことに気づかなかったのか」と思ってしまうほどの、 単純なアイデアに基づくものです。
従って、前提知識はほとんど必要ありません。 また、多少の思考を求める部分は多々ありますが、 高度な思考力を要求する内容ではありません。 強いて言うなら、従来のマクロ経済学を知っている人の方が 共感しやすい内容かもしれませんが、 理解するだけなら、経済学を学んだことがない人であっても十分に可能です。
管理人が当サイトの閲覧者として想定する方は、おおよそ次の通りです。
- 従来の経済学に基づいた経済理論および経済政策論に疑問や限界を感じ、 新しい視点を求めている経済の専門家、有識者。
- 現代の日本経済・世界経済がどうしてうまくいかないのか、 その真相を探りたい一般の方(高校生以上)。
より具体的には、次のようなお悩みに対し、 有力な仮説を提供できると思います。
- 余裕のない生活を強いられている国民はかなりの割合に上る。 余裕のない経営を強いられている中小企業も数知れない。 国の借金は増え続けており、国民年金や医療保険は存続が危ぶまれている。 日本中、どこを見渡しても借金だらけ。 この国の経済は、一体どうなっているのか。
- 1990年代以降の日本においても、 景気回復局面と言われる時期は何度かあったが、 以前の好景気とは異なり、国民はその実感を得られなかった。 実感なき景気回復 とは、どのような状態なのか。
- 近年、貧富の格差 が拡大していると言われる。 それはどのようにして起こるのか。 止める方法はあるのか。
もちろん、上記に当てはまらなくても、興味を持ってくださる方は大歓迎です。
動画と文書、どちらがおすすめか
▲結論から述べますと、文書でいいんじゃないでしょうか。 私なら文書を選びますね。 動画なんてまどろっこしいですもの。 (※個人の感想です)
以下、動画があるなら動画の方が…とお考えの方のために、少しばかり説明します。
当サイトは、拙論 <累積黒字の考え方> を説明するための 動画群と文書を用意しております。 当初は、両者の役割分担としては、 動画は気軽に観ても大体理解できるものにして、 文書で詳細な説明をと思っていました。 ですから、本来なら、当サイトの主張を気軽に知りたい方には 動画をおすすめするところでした。
しかし、文書は大体想像していた通りのものになりましたが、 動画の方は、肥大化した上にぼんやりと観ていては 全く理解できないものに仕上がってしまった気がします。
さらに、当初は考えていなかった「概説ページ」を用意したことで、 概略を知るにも文書の方が良いと思われる状態になってしまいました。
ううむ、これでは、わざわざ動画を作った意味が…。
そんなわけで、動画の存在意義がだいぶ薄れた感も否定できないのですが、 強いて言うなら、
文字だけでも苦にならない方は文書、
動きのある図や表を交えた説明を望む方は動画
という感じでしょうか。
なお、文書は「簡略版」と 「詳細版」の2種類を用意しています。 「簡略版」は、比較的短時間で読める反面、やや舌足らずであるため、 読者側に疑問や反論が残りやすい内容になっています。 「詳細版」は、動画の内容をほぼ全て含み、 かつ動画よりもはるかに詳しい内容となっています。
最短距離で当サイトの主張を知りたい方へ
▲当サイトで用意した動画や文書は長大です。 動画は合計で 約3時間半 、 文書(詳細版)に至っては 書籍に匹敵 します。
どこの誰とも知れない者が用意したものに対し、 そんなに時間をかけられないと思うのも当然です。 ということで、当サイトの主張を知るために、 最低限目を通す必要がある部分 を記しておきます。
動画を選択する場合 | 文書を選択する場合 |
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「本論1」~「本論4」。 動画群全体の3分の1程度の長さになります。 |
「簡略版」の全て。 「詳細版」と比較すると、10分の1未満の長さになります。 |
※ 動画の方は、「本論3」の「累積黒字の偏り」が終了した後、すぐに「本論4」に進むのも可です。
これで、当サイトの主張の根幹部分を知ることができます。 その根幹部分に賛同し、もっとよく知りたいと思ってくださる方は、 改めて全体をチェックされるとよいと思います。
一括ダウンロードについて
▲当サイトの動画は YouTube 埋め込みですが、 アップロード時のサーバーエンコードで画質がかなり劣化しています。 以前はそんなことなかったのに…。 管理人の投稿方法に問題があるのかもしれませんが、 より高い画質でご覧いただく方法も用意したいと思い、 一括ダウンロードファイルを配布しています。
※ 一括ダウンロードはこちらからどうぞ。(Google Drive)
※ スマホでのご利用は想定していません。パソコンでご利用ください。
ご利用方法:
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、1つのフォルダになります。 その中に入っている readme.txt を参照してください。 それを熟読しなくても、中身を見れば使い方は大体わかると思いますが。
当サイトへのリンク・ブックマークについて
▲当サイトへのリンク・ブックマークについては、 リンク先URLを https://ruiseki-k.net?m=0 とされることを 強くおすすめします。 当サイトを構成するフォルダやファイルは、名称が突然変更される可能性があるため、 これ以外のURLではリンク切れになるおそれがあるとお考えください。
なお、当サイトへのリンクを他のサイト様やブログ等に貼っていただく場合、 当サイト側の許可は不要です(ありがたいのでどんどん貼ってください)。 ただし、相互リンクは募集しておりません。
当サイトの内容物のご利用に関する注意点
▲まず、 個人的な閲覧には特に制限はない ので、 当サイトのコンテンツを読むだけ、観るだけの方ならば 本項を確認する必要はありません。
また、それ以外の形態でのご利用(文章の引用、電子データ配布など)についても、 個人的にはなるべく制限を付けたくないと思っています。 しかしそれでも、禁止しなければならないことは結構あるようです。
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動画の一部を切り取って、素材用イラストなどとして利用・配布すること。
当サイトの動画で使用したイラストは、 素材を無償提供してくださっているサイト様より頂いたものであり、 著作権も私にはありません。 素材が欲しい方は、 こちらのリンク からどうぞ。 当然ながら、オリジナルのほうがずっときれいです。
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当サイトにより新しく得た考え方を、
あたかもオリジナルの考え方であるかのように発表すること。
そういう人がいたとしても管理人自身は別に構わないのですが、 他人の考え方を自前であるかのように装うことを 許してしまうのもどうかと思うので、一応禁止です。
ただし、<累積黒字の考え方>を研究してさらに進んだ理論が完成したり、 あるいは累積黒字に関する統計を行ってその結果がまとまったりしたら、 それはご自身のお考えとして発表していただいて構いません。
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当サイトの文書や動画を改変した上で再配布すること。
管理人の意見が正確に伝わらなくなるおそれがありますので。
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当サイトの動画を単体で再配布すること。
当サイトに載せた動画群は、 一部だけでは意味不明な動画でしかありません。 再配布するなら、すべて揃った状態でなければ意味がありません。
なお、PDF文書を単体で再配布するのは全く問題ありません。 それ単体できちんと意味をなしますので。
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当サイトの動画をホームページやブログ等に埋め込んで、
直接見られるようにすること。
これは条件付きで認めてもいいかと思いましたが、 条件が複雑になりすぎるので禁止とします。 そんなことをしなくても、当サイトのURLでも紹介すれば済むことですからね。
なお、 動画投稿サイトへの投稿も禁止 です。
まあ要するに、個人で観たり読んだりする分には制限なしです。 内容物の再配布についても、上記の注意を守る限りは自由です。 それ以外のことについては、ご利用者様の良心にお任せするということで。 明らかなマナー違反(10人中8人以上がそれはNGだと即断するようなこと)でもない限り、 管理人が文句を言ったりすることはないと思いますので、 当サイトの主張に賛同してくださる方は、 どんどんこの考え方を広めていっていただけるとありがたいです。
管理人は、当サイトの主張が世界中に浸透し、貧困に対する不安と、 貧困に起因する悲劇が世界的に激減することを願うのみです。
なぜ、動画中心のスタイルなのか?
▲何かを説明するためにホームページを作るなら、 文章による説明を主体とし、時おり挿絵を挟むのが一般的なスタイルでしょう。 なぜそうしなかったのか、と疑問に思われる方もいると思います。
その疑問はもっともであり、恥ずかしながら、大した答えは用意していません。 強いてその疑問にお答えするなら、 当初はホームページを作るつもりがなかったから、となりましょう。 もともとは、動画だけ作って動画共有サイトに投稿する予定でした。 ただ、動画が完成に近付くにつれて、 動画投稿のみという方法に多少の問題や不満が出てきたため、 急遽ホームページを作ることにした、という経緯です。
ホームページを作るなら、前述のような一般的なスタイル (文章と挿絵)にするべきかとも思いましたが、 せっかく作った動画を捨てるのももったいないですし、 動画の方がよいと思う方もいらっしゃるかもしれませんし、 何よりも、文書だけ公開するよりもよっぽど本気度は伝わるでしょうからね。 ということで、管理人自身も違和感を抱きつつも、このような形態を採用しています。
今後の更新について
▲当サイトは、盛り込むべきものはすべて盛り込んでから公開したつもりなので、 今後は 更新することなくずっとそのまま、が基本方針です。 更新するとしても、内容を大幅に変えることはないと思います。
現時点では、動画の方は更新しても特にご報告はしない予定です。
文書の方は、更新した場合はバージョン番号を変えるようにします(1ページ目の右上隅に表示)。
したがって、文書のバージョン番号が同じなら内容も同一であると判断できます。
※ ただし、誤字の訂正程度なら、 バージョン番号を変えないこともあるかもしれません。
なお、当サイトの内容は、全体的には 2014年秋頃の感覚 で書かれたものであるとお考えください。 今後、当サイトの内容が時事的に古くなったとしても、 それを理由に加筆修正を行う意向はありません。
…と思っていたのですが、2022年2月頃に加筆修正しました。 新型コロナ禍下の経済についても軽く追記しています。(詳細版PDF の付録を参照)
管理人の素性については詮索無用。
▲当サイト初公開の時点では詮索したいと思う人もほとんどいないと思いますが、 管理人は、自身がこのサイトの設立者であることを周囲の人に秘密にしています。 ですので、このサイトを見て管理人の正体に見当がついた方も、 見当がついたこと自体を含めて可能な限り他言無用でお願いします。 世間は案外狭いですから…。